第2問
本支店会計において本店集中計算制度を採用している場合、A 支店から B 支店
へ現金 200,000 円を送付したときの B 支店の仕訳として、最も適切なものはどれ
か。
ア 借B 支店 200,000 貸A 支店 200,000
イ 借現 金 200,000
ウ 借現 金 200,000
貸A 支店 200,000
貸B 支店 200,000
エ 借現 金 200,000 貸本 店 200,000
正答率 44.2%
第2問 【解答】
本問は、企業会計の基礎企業結合)の分野の「本支店会計(本店集中制度)」に関す る問題である。
本支店会計において、支店が複数ある場合、支店相互間の取引について、支店分散計算 削度と本店集中計算語度の2つの会計処理方法がある。
【解説】
本店集中計算制度では、支店相互間の取引はすべて本店を経由して取引されたものとみなして処理される。各支店では、取引相手の支店名を用いず本店定に記録し、本店では、 支店相互間の取引の報告を受けた際に各支店名を付した支店断定により記録する。 支店分散計算制度は、各支店において取引相手の支店名を用いた支店樹定で記録する方 法である。ただし、この方法だと、本店が支店相互間の取引を管理学できないため、本 店集中計算制度を採用するのが一般的である。
本問の取引について、各方法により仕訳をすると次の通りである。 《本店集中普算制度。
<A支店>(借)本 200,000 <日支店>惜)現 200.000 (貸)本 <本店> (借)B 200.000 (資)A200.000 200,000
<支店分散計算制度>
支店
200,000
<A支店> (借)B支店 200,000 (貸)現 <B支店> 200,000 200,000 200,000
よって、エが正解である。
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