第21問
負債と純資産の構成が2:1の企業がある。この企業の税引前負債資本コストか 3%(税率は30%)、株主資本コストが12%であるときの加重平均資本コストとし て、最も適切なものはどれか。
ア 3.8%
イ 5.1%
ウ 7.5%
エ 9.0%
第21問
負債と純資産の構成が2:1の企業がある。この企業の税引前負債資本コストか 3%(税率は30%)、株主資本コストが12%であるときの加重平均資本コストとし て、最も適切なものはどれか。
ア 3.8%
イ 5.1%
ウ 7.5%
エ 9.0%
第20問
資金調達に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 企業が証券会社や証券市場を介して、投資家に株式や債券を購人してもらうことで資金を集める仕組みを間接金融と呼ぶ。
イ 資金調達における目的は、売上高の極大化である。
ウ 資産の証券化は、資金調達手段として分類されない。
工 利益の内部留保や減価償却による資金調達を内部金融と呼ぶ。
第19問
自己資本利益率(ROE)は、次のように分解される。
1株当たり利益 株 価
ROE= 株 価 X 1株当たり自己資本簿価
この式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア1株当たり利益 株 価
株 価
は、加重平均資本コスト(WACC)と解釈される。
イ株 価 1株当たり自己資本簿価が小さくなっても、ROEが低くなるとは限らない。
ウ株 価 1株当たり自己資本簿価は、株価収益率(PER)である。
エROEがを1株当たり利益 株 価を上回る場合には、株価は1株当たり自己資本簿価より小さくなる。
第18問
金利に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 将来の利払い額が変動するリスクを考慮すると、固定金利での借り入れが常に 有利である。
イ 日本における短期金利の代表的なものとして、インターバンク市場で取引され る公定歩合かある。
ウ 名目金利とは、実質金利から物価上昇率(インフレ率)を控除した金利水準を指す。
エ 歴史的に長期金利と短期金利では、長期金利の方が高い傾向にあるが、金利水準の低下局面では逆のケースも観察されている。
第17問
次の文章は、X、Yの2資産から構成されるポートフォリオのリターンとリスク の変化について、説明したものである。空欄A~Dに入る語句の組み合わせとし て、最も適切なものを下記の解答群から送べ。
以下の図は、X、Yの2資産から構成されるポートフォリオについて、投資比率をさまざまに変化させた場合のポートフォリオのリターンとリスクが描く軌跡を、
2資産間のAが異なる4つの値について求めたものである。
X、YのAがBのとき、ポートフォリオのリターンとリスクの軌跡は①に示されるように直線となる.AがCなるにつれて、
②、③のようにポートフォリオのリスクをより小さくすることが可能となる。
AがDのとき、ポートフォリオのリスクをゼロにすることが可能となり、④のような軌跡を描く。
[解答群]
ア A:相関係数B -1C:大きくD:ゼロ
イ A:相関係数B +1C:小さくD -1
ウ A:ベータ値B:ゼロC:大きくD+1
エ A:ベータ値B:+1C:小さくD-1
第16問
A社は新社屋の完成に当たって。20年問の火災保険契約を保険会社と結ぶことにした。保険会社によって、(1)保険科300万円を一括して支払う「一括払」タイプ、
(2)20回払いで、契約時に20万円、それ以降は年末に20万円ずつ支払う「分割払」 タイプの2種類から選ぷことができる。契約時点は年初であり支払額以外の契約条件は同一である。
この保険契約でA社が選ぶべき支払額のタイプおよびその現在価値の組み合わせ として、最も適切なものはどれか。なお、割引率は5%とし、そのときの年金現価係数は、19年の場合には12、20年の場合には12.5を用いること。
ア「一括払」:300万円
イ「分割払」:250万円
ウ「分割払」:260万円
エ「分割払」:400万円
第15問
ポートフォリオに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 安全資産とはリスクのない資産であると定義される。
イ 安全資産と有効フロンティア上の任意の点で新しいポートフォリオを作ることにした。このとき、新たなポートフォリオのリスクとリターンの組み合わせは曲線となる。
ウ 安全資産と有効フロンティアL.の任意の点で作られる最も望ましいリスク・リターンの組み合わせを証券市場線という。
工 危険資産のみから構成されるポートフォリオの集合のうち、リスク・リターンの面から望ましい組み合わせのみを選んだ曲線を投資機会集合という。
第14問
オプションに閔する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア オプションの価格は、オプションを行使した際の価値、すなわち本質的価値と時間的価値から成り立っている。
イ オプションの時間的価値はアット・ザ・マネーのとき、最大となる。
ウ コールオプションにおいて、原資産価格が行使価格を上回つている状態を、イン・ザ・マネーと呼ぶ。
エ 本質的価値がゼロであっても、時間的価値が正であれば、オプションを行使する価値かある。
第13問
以下の図は、横軸にリスク、縦軸にリターンを取ったリスク・リターン平面上に、資産Aから資産Dのそれぞれのリスクとリターンをプロットしたものである。
このとき、図中にある無差別曲線を有する投資家が、保有する際に最も望ましいと考えられる資産として.最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
A ア
B イ
C ウ
D ェ
第12問
有形固定資産を売却することで得た資金の全額を、長期借入金の返済にあてたとする。他の条件を一定とすると、これによるキャッシュ・フロー計算書および財務 比率への影響に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a財務活動によるキャッシュ・フローは減少する。
b自己資本比率は上昇する。
c投資活動によるキャッシュ・フローは減少する。
d流動比率は上昇する。
〔解答群〕
ア aとb
イ aとc
ウ aとd
ェ bとc
オ cとd